運動会を終えて

10月9日(土)、コロナ禍の中、「学年別の運動会」を無事に終えることができました。
これもひとえに、保護者の皆様のご理解とご支援のおかげと、深く感謝致しております。
本当にありがとうございました!

今日の運動会では、年少・年中の「かけっこ(徒競走)」でも、年長の「リレー」でも、
菊武幼稚園の園児は皆、全力で本当に一生懸命走っていました。
その姿を見て、私は、相田みつを氏の次の言葉を思い出しました。

本気

何でもいいからさ
本気でやってごらん
本気でやれば
楽しいから
本気でやれば
つかれないから
つかれても
つかれが 
さわやかだから

相田みつを氏の詳細はココをクリックしてください。

また、一生懸命走りすぎて、転んでしまった園児もいましたが、
皆、力を振り絞って、ゴールまで全力で走り抜きました。
その園児たちには、多くの人が、おしみない拍手を送っていました。
私は、その時、東井義雄先生の次の言葉を思い出しました。

ビリであることは、ちっともはずかしいことではない。
なまけることのほうが、よっぽどはずかしいことだ。
走ることに限らず、生きていく間には、
いろいろなことでビリを走らなければならないことがあります。

しかし、そのとき、どうか日本一立派なビリであることができるよう、
こころがけてほしいと思います。
堂々としたビリであってほしいと思います。
これは、なかなか難しいことです。
ビリになると、どうしてもひくつになり、
はずかしくなり、心まで貧乏になりやすいからです。

ですが、ビリの味のわかる人間でなければ、
困っている人、弱い人、貧しい人の気持ちなんか、
絶対にわかるものではありません。

とにかく、ビリになっているときは、
その人にとって得がたい勉強の機会を与えられているときだと思います。


ビリになっても大丈夫。
一生懸命やってビリになった時、その子は、人間として、大きく成長するのです。
1位よりも「価値」があるビリもあるのですね!

東井義雄先生の詳細はココをクリックしてください。

© 相田みつを美術館
相田みつを氏の作品のHPへの掲載は、
相田みつを美術館から許可をいただいています。

目次
閉じる