心のものさし

ある教育雑誌に、素敵な文章が掲載されていましたので、ご紹介します。 
岩手県の男性の投稿です。

週末、朝の恒例となっている息子とのキャッチボール。 
受け止めるボールで成長を感じるとともに、 
平日の出来事を聞く数少ないチャンスになっている。

最近は運動会のリレーを一番楽しみにしていた息子。 
しかし、選手になれなかったという。 
きっと、落ち込んでいるだろう、悔しいだろう、 
かけるコトバが出ないまま、ボールだけが息子との間を行ったり来たり。

「でも、まことくんはなれたんだ、 
 すごいよね。おうえんしないと!」

息子の言葉に思わず耳を疑った。 
この状況で仲が良い友達の活躍を願うなんて。

「心のものさしはみんな違う」 
小学校の頃、先生に言われたコトバがふと頭に浮かんだ。 
我が子とはいえ、自分と違うことを感じた瞬間だった。

「応援、頑張れよ。」 
息子が持つ「優しい心のものさし」の成長を見守っていこうと思った。

いかがですか。
菊武幼稚園の子どもたちも、皆、「優しい心のものさし」をもっています。
私達大人が、その「優しい心のものさし」を汚さないようにしたいものですね!

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