先週金曜日、「命の授業」で全国的に有名な腰塚勇人先生が、
わざわざ、私に会いに菊武幼稚園にお越しくださいました。
とても、嬉しく思いました。
私は、石尾台中学校長時代・勝川小学校長時代・南城中学校長時代に、
校長講話の中で、腰塚勇人先生の「5つの誓い」を、子どもたちに伝えてきました。
勝川小・南城中には、実際に腰塚勇人先生ご本人にご来校いただき、
子どもたち対象に、講演(命の授業)をしていただきました。
今後は、菊武幼稚園の子どもたちにも、幼稚園児にわかる言葉で、
次の「5つの誓い」を語っていきたいと思います。
私が子どもたちに語ってきた「5つの誓い」
1 口は、人を励ます言葉や感謝の言葉を言うために使おう。
できるだけ相手を思い、相手に必要と思われる“素敵な言葉”を選んで発するように心がけてくださいね。
そして、常に、周りの人に感謝して、「ありがとうございます!」と言いましょう。
2 耳は、人の言葉を最後まで聴いてあげるために使おう。
「聴く」という行為は、相手に安心を与え、信頼を生み出します。
コミュニケーションは心のキャッチボール。
大切なことは、グローブを開いて、球を捕る体勢になっているかどうかです。
3 目は、人の良いところを見るために使おう。
常に、相手の長所を見つける習慣をつけましょう。
見つけたら、それを言葉で伝えましょう。
そうすれば、相手は輝きます。その「照り返し」であなたも輝くのです。
ただし、本心から相手を思って発した言葉でないと、相手に見透かされてしまいますよ。
4 手足は、人を助けるために使おう。
私たちは、自分の心と肉体の中に、何らかの形で人を助け、支える力を備えています。
もちろん小さなことでもかまいません。
電車で席をゆずることでも、下に落ちているゴミを拾うことでもいいのです。
意識をすれば、できることがたくさん見つかります。
5 心は、人の痛みがわかるために使おう。
相手と同じ痛みを自分の中に感じることができなくても、
困っている、悲しんでいる人を思いやり、寄り添う気持ちをもつことができれば、
ほんの少しでも、相手の心の痛みをやわらげることができるのではないでしょうか。
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