生活の中の「親力」

小学生のお子様がみえる保護者の皆様へ

今回より7回連続で、
私が尊敬する教育者・親野智可等(おやのちから)氏の言葉をご紹介します。 
幼稚園児の子育てにも、あてはまることがたくさんあります。 
今日は、「生活の中の親力」です。 
ご家庭での子育ての参考にしていただければ幸いです。   

<生活の中の親力>

○早寝早起きの子が伸びるのには理由がある 
○遅寝遅起き、睡眠不足、朝食抜きの子は、給食後に、やっと生き生きしてくる 
○基本的生活習慣を身につけることが、学力・実力を伸ばす早道 
○早寝早起きは、基本的生活習慣の作りの要(かなめ) 
○家で「自分の仕事」をやっている子は、学力が伸びる 
○家で「自分の仕事」をさせると、注意力・集中力・責任感を養うことができる 
○「自分の仕事」をやっている子は、テストのうっかりミスが減る 
○家で「自分の仕事」をしている子どもは、気分や感情を自己コントロールする力がつく
○学力を伸ばすには、勉強だけでなく、土台になる人間力が必須  

〇学力の前に、子どもの人間力をきたえよう
○家でリラックスして心安らかに過ごせば、明日また頑張れる 
○家でリラックスできない子は、学校でその反動が出る 
○子育てより仕事を優先すれば、その分、子育ての成果は下がる
○父親は、「背中」ではなく「顔」を見せよう 
○勉強の正しいフォームは、ぴしっと背筋を伸ばした姿勢 
○姿勢をよくするポイントは、腹筋と背筋の強化 
○姿勢が悪いと、勉強や仕事の能率が下がる 
○カルシウムは、脳神経を安定させて記憶力を向上させる 
○日本人にいちばん欠けている栄養素はカルシウム 
○もっともカルシウムが必要なのは、9歳から11歳の子ども 
○子どもの時の食生活が、一生の食事習慣を決定づける 
○動物を抱きしめることで、愛情を経験することができる 
○生き物を抱きしめるとき感じるいとしさは、人の愛情の原点 
○子どもに正しいお金観を育んでやることは、親の義務 
○家庭の生活の中にことわざを意識的に入れると、生きる知恵を身につけることができる
○長年愛したものをゴミに出すときにも感謝の気持ちを 
○薄着で育てれば強くなる
○毎朝、満面の笑顔で送り出して、親の愛を確信させよう 
○朝、怒られて家を出た子は、午前中いっぱい勉強に身が入らない 
○朝家を出た時の心理状態が、子どもの1日の心理状態を決定づける


『親力365日~伸びる子の土台をつくる毎日の習慣~』(宝島社)より引用 
親野智可等先生の詳細は、ココをクリックしてください。

目次
閉じる