大人の感情コントロール

小学生のお子様がおみえの保護者の皆様へ

今回(第7弾)で、親野智可等先生シリーズは「最後」となります。
今日のテーマは、「大人の感情コントロール」です。
幼稚園児の子育てにも、あてはまることがたくさんあります。
子育ての参考にしていただければ幸いです。

大人の感情コントロール

〇 「怒る」とは、大人がストレス解消のために感情を爆発させることにすぎない
〇 「感情のコントロール」は、親の最大の課題
〇 親自身が上手にストレスを発散し、精神の健康と安定に努めることが大事
〇 「本当の厳しさ」とは、「一貫性と継続性」「尊厳」「愛情」の3つがあること
〇 「心のつながり」が無ければ、厳しく叱っても効果なし
〇 親が宅配便配達の人に「ありがとう」という家なら、子どももそうなる
〇 「本当の厳しさ」とは、ルールを明確にし、確実に実行すること
〇 「本当の厳しさ」なら、子どもは納得する
〇 「厳しさ」とは、感情的になって叱ることや理不尽な罰を与えることではない
〇 感情的になって怒ると威厳を失くす
〇 イライラしたり、カッとなる親は、子どもに尊敬されない
〇 子どもに尊敬されない親は、子どもを「心」から従わせることはできない
〇 子どもは、私たちの隠された人間性を映し出す「鏡」
〇 自分から悩みや失敗をどんどん話せば、相手は親しみを持ってくれる(自己開示)
〇 自己開示で、子育ての「助っ人」を増やそう
〇 「マイナス思考」と「感情的対応」は直せる

〇 1回たたくだけで「虐待」
〇 自分の思考や感情(のパターン)に気づくと、思考や感情に吞み込まれなくなる
〇 機嫌が悪いとき、忙しとき、ストレスがあるときも、
  子どもの人格を尊重して丁寧に接する
〇 感情的な大人には、子どもは決して尊敬の念を抱かない
〇 我が子を「表面」しか知らない人が何か言っても、気にしない
〇 相手を褒めることで人間関係をつくり、子育ての「助っ人」を増やそう
〇 おじいさんやおばあさんも褒めてあげよう
〇 周りとの良い人間関係は、子育てにとって不可欠
〇 たたいて育てれば、たたく子になる。
〇 たたかれて育っている子は、友達をたたくようになる
〇 児童虐待とは、親から受けたトラウマが、自分が親になったとき顔を出すこと
〇 たたかれて育つと、人を愛することができにくくなる
〇 名前をつけたときの気持ちを思い出そう
〇 母親が子育てや教育を引き受けすぎると、ゆとりがなくなる


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