子ども本位の原点

中日新聞に掲載されていた教育研究家・妹尾昌俊さんの言葉が目にとまりました。

(以下引用)
コロナ前の運動会の一部では、過度な準備や本番での派手なパフォーマンスなど、本来の意義や目的が薄れていた。子どもたちが運動に親しんだり、異学年で協力したりする学びの場であり、保護者のための行事ではない。コロナ下では、無観客も選択肢の一つだろう。何のために開くのか。学校は、児童生徒としっかり話し合い、保護者にも発信することが大事だ。コロナ禍は運動会を含む教育活動が「子ども本位になっているか」を見つめなおす機会になっている。
(引用終わり)

幼児期は、遊びを中心として、頭も心も体も動かして、主体的に様々な対象とかかわりながら、総合的に学んでいきます。体験的な活動を通して思考を巡らし、想像力を発揮し、自分の体を使って、また、友達と共有したり協力したりして、様々なことを学んでいきます。菊武幼稚園の行事や日々の教育活動が、本当に「子ども本位になっているか」「子どもファーストになっているのか」を、しっかりと見定め、必要ならば、思い切った「改革」「改善」をしていかなければならないと、改めて思いました。

子どもが、その活動を本当に楽しみながら取り組んでいるかが「鍵」だと思っています。

※教育研究家・妹尾昌俊の詳細はココをクリックしてください。

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